
財政危機に瀕するカリフォルニア州.7月からのはじまる来年度予算はどうやらまとまりそうにないです.あと一週間をないのに、議会はなにをもたもたしているのかと思ってしまいます.州議会を調べると、上院下院とも民主党が多数を占めています.
上院 (民主25:共和15)
下院 (民主51 to 共和29).
民主党は「増税+支出カット」を主張していますが、共和党は「増税反対」.他州であれば、両院とも多数をしめる民主党に法案の決定できるところです.しかし、カリフォルニア州は、増税に3分の2の議会承認を要する珍しい州で、共和党は3分の2ルールを利用し増税を阻止していることになります.(Source: Bob Burnett Who Ruined California?)
25日、下院で50億ドルの予算が決議されたものの、シュワルツネッガー知事は「予算均衡に十分ではない」と法案を拒否する見込み.「増税よりも政府をより効率化(要するに支出カット)するチャンスとしてこの危機を利用しなければならない」といっています.
となれば、法的効力のある支払い以外は、1週間以内に業者、高齢者・障害者など社会保障サービスなどの支払いを一時停止.州は月あたり30億ドルの借用書(IOU :I owe you)を発行することになります.
カリフォルニア州職員は、来月から1ヶ月に3日の無給休暇をとらされることになり、15%の給与カットが実施されます.
もし、LA Timesのサイトで、240億ドルの財政赤字を予算均衡案をシュミレーションができます.是非こちらでチャレンジしてみてください.
State Budget Balancer: Los Angeles Times
どうやっても、240億ドルの削減は困難に見え、増税なしには難しいように思えます.
シュワルツネッガー知事は、危機を脱するため議会を取りまとめるリーダーシップがとわれますが、いまや民主党からも共和党からも信頼を失っているようです.
シュワルツネッガーはカリフォルニア州の救うことができるか、それともターミネーターとなるか?
Source:
Los Angeles Times Governor's last stand: his way or IOUs June28. 2009)
Los Angeles Times Assembly approves budget package, but Schwarzenegger says he'll veto it June 26, 2008
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